2011-03-10

『THE KING'S SPEECH』



『英国王のスピーチ』を見た。

吃音に悩む男が、王位を捨てた兄にかわり国王に。
そのジョージ6世が、世界大戦を控えた不安定なイギリス国家と国民に向けて、一世一代のスピーチに挑むという実話にもとづいたストーリー。

『英国王のスピーチ』とタイトルになっているだけあって、最後のスピーチの場面がすごく良かった。
スピーチがすすむにつれて、それまでにジョージ6世が乗り越えて来たことが重なって、じんわり静かに胸が熱くなる。


国王であっても、国王である前に一人の人間。
どんな人でも、弱い自分と強い自分が共存していて、弱い自分が自分に枠を、壁をつくっている。
そして、なによりも愛する人と無条件に対等でつきあえる友人が必要で、その人たちが弱い自分を乗り越えるきっかけを与え、強い自分を鼓舞してくれるんだなって思った。


上品な顔をして、どことなくちゃめっ気を漂わせてる妻役のヘレナ・ボナム=カーターのなんともいえないやさしい母性みたいなものが、映画をふわっとさせていた。
主演のコリン・ファースは、『シングルマン』のときも思ったけど、斜め上からのアングルが一番かっこいい!煙草吸っているときとかね。



今日は、ちょっとどきどきしながら部署のトップにやめることを申し出た。
「どんなことがしたいの」としつこく聞かれた後、「やりたいことが出来そうな会社に話してあげるよ」と。
予想外の反応だったのでびっくりしたけど、嬉しかった。
新幹線待ちの自動販売機しかないホームで「飲み物なにがいいですか」って聞いたわたしに、「アップルティー」と答えるあの上司が...。

丁重にお断りし、嬉しかった分を明日からの仕事に少しでも還元しようと前向きな気持ちになる。


《見た映画》
【2011年映画:4本】

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